2020年5月21日 更新

アンケート初心者必見 基礎的な統計学の考え方② 平均値と中央値の違いって?

はじめてアンケート調査を行いたい、またはアンケート調査についてもっと詳しく知りたい、という方を対象として基礎的な統計学の知識を解説していきます。

gettyimages (99)

前回は度数分布表とヒストグラムについて解説しましたが、第2回は平均値と中央値について解説していきます。
平均値と中央値ってどちらも「複数のデータの中で真ん中の数値」というイメージですよね。ではその2つって具体的にどう違のかをここでは見ていきましょう。
それでは宜しくお願い致します。

1、平均値とは

平均値とは何でしょうか。平均値とは複数のデータを全て足し上げた後、そのデータの個数で割った際に得られる数値のことです。
例えば、7人のクラスでで算数のテストをしたときに以下のような点数になったとします。
(7人のクラスというのはあまりないと思いますが、計算の都合上そうさせて下さい。)
 (72)

この場合、平均値は以下の計算で求められます。
(63+65+77+78+82+97+100)÷7=80
この80点が平均点となります。
クラスの人数が増えても同様です。
仮に30人のクラスなら30人分の点数を足し上げて30で割れば平均値を求めることが出来ます。

なので平均点は複数のデータを足し上げて、その個数で割ることによって得られるということを覚えておいてください。

2、中央値とは

それではここからは中央値について見ていきましょう。

中央値とは複数のデータを小さい順番で並べた時に中央に位置する数値のことです。
例として先ほどのクラスの点数を見ていきましょう。
 (73)

この7個のデータにおいて丁度中央に位置する値、つまり78が中央値となります。

もしデータの個数が偶数の場合は中央に位置する2つのデータの平均が中央値となります。
例えば下記のようにデータが8個ある場合だと
 (75)

真ん中にある78と82の平均である80が中央値となります。

3、平均値と中央値って何が違うの?

ここまで平均値と中央値について見てきました。
どちらも代表値(データの特徴を表す値)という点では同じですが、何が違うのでしょうか。

ここまで見てきた7人のクラスだと平均値は80、中央値は78となります。
ほとんど差はないですね。
では次に、以下の例を見てみましょう。
7人のクラスで算数のテストを行いましたが1人、欠席をしたために点数が0点という扱いになったとします。
そうなるとクラスの点数は以下のようになります。
24 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

アンケート初心者必見 基礎的な統計学の考え方③ 分散と標準偏差とは?

アンケート初心者必見 基礎的な統計学の考え方③ 分散と標準偏差とは?

はじめてアンケート調査を行いたい、またはアンケート調査についてもっと詳しく知りたい、という方を対象として基礎的な統計学の知識を解説していきます。
アンケート初心者必見 基礎的な統計学の考え方➀ 度数分布表とヒストグラムって?

アンケート初心者必見 基礎的な統計学の考え方➀ 度数分布表とヒストグラムって?

はじめてアンケート調査を行いたい、またはアンケート調査についてもっと詳しく知りたい、という方を対象として基礎的な統計学の知識を解説していきます。
D.I.Y.リサーチ入門(9)

D.I.Y.リサーチ入門(9)

DIYリサーチのツール・サービス、アンケートの設計から分析までのかんたんな入門コラム
KOJI.A | 2 view
アンケート設問文を作るときのポイントって?

アンケート設問文を作るときのポイントって?

簡単に作成が可能で、気軽に使うことが出来るWEBアンケート。自分もやってみたいけど、作り方が分からず不安。 そんなお悩みを解決したいと思います。
【用語集】マトリクスシングル・マトリクスマルチって何のこと?

【用語集】マトリクスシングル・マトリクスマルチって何のこと?

アンケートには多くの設問タイプがあります。ここではその中の一つであるマトリクスシングル・マトリクスマルチについて解説します。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

MRJ編集長(Yuta.T) MRJ編集長(Yuta.T)